13:30~17:00
「2」場所:兵庫県私学会館
「3」内容:(1)模擬授業:川﨑雅也(貝塚市教育委員会)
しじみ汁(日本道徳学会近畿支部) 2-(2) 思いやり
(2)みんなで話そう道徳の授業づくり
コーディネーター 横山利弘(日本道徳学会)
村田寿美子(城陽市立北城陽中学校)
常深晃史(神戸市立東灘小学校)
(1)参加者
中心発問をここまで深く考えられたことは、とても良かったと思います。初めは「私」という女の子は気の弱い子と思っていたけど、授業を進めていくうちに芯のある強い子、ひょっとしたら信子以上に自分をしっかり持っている、周囲のことを読める子なのではと思えるようになっていました。中心発問を深く考えたからこそ、こういう考え方に変わってきたのでは・・・と思います。補助発問をしながら、じっくり考えさせられる授業は本当に素晴らしかったです。
川崎先生の授業を受けて本当に温かい気持ちになりました。私も子どもたちと一緒に、生きることを考えたいと思いました。発問に答える時、先生がにこやかに笑って聞いて下さったので、仏様みたいに見えました。私は、「あんただよ」という言葉に、「わたし」は「わたし」自身も気づかなかった「わたし」の亜沙ちゃんを心配する思いに気づけたのではないかと思いました。またお話を聞かせてください。
道徳の時間で「生きているっていいな」ということを子どもたちと一緒に考えるという言葉に私も同感です。また登場人物を通して、新しい自分を知ることができる時間でもあるなあと思います。授業者が、子どもたち(今日は先生)と同じ目線で思いやりについて考えていることがとてもよい学びとなりました。
「根本において自分も他の人も、ともにかけがえのない人間である」ということを自覚すると解説書にありましたが、信子だけの思いやりでなく私自身の根本的なところで思いやりを先生の授業をみていて、ふっと思うことができました。脱皮した先生の初授業よかったです。
「5」みんなで話そう道徳の授業づくりについて
横山先生をコーディネーターに小学校、中学校、教育委員会から話題提供者を選出し、道徳の授業づくりについて熱く語りあいました。「内容項目でやりやすい項目とそうでない項目がある。どのように指導すればいいのか?」「共感的理解とは・・・」「人間愛って何?」等、話題提供者や会場の参加者から日頃の悩みを出し合い、それを横山先生や話題提供者がそれに応えるという形式で和やかにセミナーが進み、道徳の授業の楽しさ、深さをみんなで共有できた2時間となりました。
本当に楽しかった。横山先生の絶妙な司会、理論の杉中、実践の村田、若さの常深、三者三様の立場での話。よかったです。こんな素敵な道徳の集まり、また来年も期待します。ありがとうございました。
道徳の授業は、子どもの心を育むのにやっぱり大切だということが分かりました。いろいろな人が、いろいろ頑張っているのいいなって思い、私もがんばろうって思いました。