日時:平成25年5月18日(土)
14:00~15:00
場所:兵庫県県民会館 1202
参加人数:38名
平成25年度近畿支部総会が、快晴のもと兵庫県民会館にて、参加者38名で盛大に行われました。
まず最初に行本支部長の挨拶があり、「本年度近畿支部の会員数が60名、新規会員が10名増加した」「これまでの近畿支部の歩みについて」「これから近畿支部が目指すもの」「道徳教育の普及活動を大いに進めたい」等の話があり、出席者一同今年度もがんばるぞという思いが髙まりました。
総会では、まず平成24年度活動報告、平成24年度決算報告、監査報告が行われ、おのおの参加者一同の拍手で了承されました。
引き続き、行本支部長から、平成25年度の活動計画案が発表されました。平成25年度の研究課題を「研修講師になるために」と定め、年間3度の「指導力アップ講座」の開催、また、第2回道徳セミナーを平成26年2月8日(土)に行うこと等、今年度の活動の方向の提案があり参加者一同の拍手により了承されました。また、平成25年度収支予算案を牧崎副支部長より提案があり、こちらも参加者一同の拍手により承認されました。
最後に、柴原顧問、谷田顧問から、心のこもったお話があり、無事平成25年度近畿支部総会が閉会されました。
総会後、今年度の研究課題「研修講師になるために」にそって、学習会【指導力アップ講座1】が行われました。行本支部長より、研究課題が示され、参加者が6つのグループに分かれ、「事例研究1:課題の大きい学校における道徳教育の普及:そのための2時間研修会の持ち方」について話し合いました。
その後各グループから研修の持ち方の発表があり、「道徳の授業で何を伝えるのかをまず話す」「研修会の雰囲気づくりに努めなければいけない」「明日にでもできそうな資料を使い模擬授業をする」「グループに分かれて、読み物資料の中心発問をつくることでしっかり考えられる」「グループより示された中心発問をしっかり検討することが、研修を成功させる鍵」「予想される答えも考えるとよい」等、読み物資料を使った道徳の授業がどれほど魅力的で、心を豊かにするのかということを感じる研修を行うことが大切であることを参加者一同で共通認識しました。
まとめとして、澤田文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官がお話をされ、その中で「研修講師をするにあたり、内容項目の価値を深く理解する必要がある」と話され、人に話すにはまず自分がしっかり学習する必要があることを再度確認しました。
最後に横山顧問より、「中心発問に対する多様な答えは大切だが、多様にも2通りの意味がある」とのお話があり、再度これからも地道な学習の必要性を強く感じました。
総会学習会後、いつものように盛大に懇親会を行い、こちらも大いに盛り上がり楽しい1日が終わりました。
次回:第14回学習会「指導力アップ講座2」