●日本道徳教育学会 近畿支部 学習会
14:00~17:00
場所:龍谷大学 大宮学舎
京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1
参加者:28名
うだるような暑さの中、東京、大阪、京都、兵庫から28名が参加。今回初めて龍谷大学大宮学舎(京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1)で学習会を行いました。この校舎は、1964(昭和39)年に明治初期の洋風建築の代表例として国の重要文化財に指定されており、その中に入ると、とても厳かな気持ちになり、心を込めて学ぶことができました。
今年度学習会では、“研修講師としてのスキルアップ”を目指し、今回は“いろいろな質問にどう答えるか?”というお題に取り組みました。
たとえば「よい資料の見分け方は?」「読み物資料ではなく映像を見せて、話し合わせる授業でもいいのではないか?」「資料を途中できるのはどうしていけないのか?」「中心発問に行くまでの発問はどんなものがいいのか?」「子どもが意見を出ししかも深まっていくような中心発問とはどんなものなのか?」「テンポのよい授業にするにはどうしたらいいのか?」「自分に返さないと意味がないと先輩に言われるが、本当にそうなのか?」「どんな終末がいいのか?」「どんな板書がいいのか?」「ワークシートを使うのはいけないのか?」「道徳教育と人権教育の違いは?」等々、合計47個の質問、これらの質問は研修会に講師に行くと本当によく出る質問ばかりで、それをグループでしっかり考えることができ、ぐっとスキルアップしたように感じました。
最後に横山先生の方から、①子どもたちが自分の思いをしっかり言う。②周りの子どもがそれを認めそしてつながり合う。そんな授業が子どもにとって楽しい道徳の時間ではないか。そのためには、①私たち教師が自分のキャラ(強み)を柱に授業を展開する。②その雰囲気の中で子どもたちが自分自身の持ち前(自分の感じ方や思ったこと)をいっぱい出すことができる授業、そんな授業を目指していってほしいという話があり、まずは“受容”であるという話があり、参加者一同は思わず納得し、自分の研修に生かしたいと思いました。とても勉強になった3時間でした。
次回は、平成11月23日(土) 14:00~です。
お楽しみに・・・・!!