第2回 近畿セミナ― 2月8日(土) 184名で開催しました

◆第2回 近畿セミナー

日時:平成26年2月8日(土)

13:00~16:45

場所:京都JA会館

参加人数:184名DSCN0325

前日からの記録的な大雪のため、開催が危ぶまれた第2回近畿セミナーは、小雨の中京都JA会館で行われました。当日は、大学生が60名以上の参加があり、合計で184名の参加がありました。

初めに近畿支部資料集の中から「背中」を使って、中舎 良希(京丹波町立瑞穂小学校)が龍谷大学の学生に模擬授業を行いました。大学生も真剣に考え、奥深い授業となりました。未来の教師をめざす大学生にとっては貴重な体験になり、また参加した教員なども、道徳の授業についてしっかり考えることが出来ました。

次に、文部科学省澤田教科調査官による「道徳教科化について」の講演がありました。これからの道徳教育の行先についてわかりやすくお話を頂き、参加者一同納得しました。

最後に、谷田増幸「兵庫教育大学)をコーディネーターとして、岩井晃子(柏原市立国分東小学校)末本裕喜(高石市立取石小学校)常深晃史(神戸市立東灘小学校)永吉洋子「河内長野市立加賀田中学校)による座談会をしました。谷田教授の軽快なコーディネートのもと、パネラーも各自の思いを語り、会場からも多数の意見が出され盛大に行われました。

参加者は、これからの道徳教育についての様々な思いをもって帰路につきました。shuusei-1

次年度2月には、第3回近畿セミナーを大阪でやる予定です。お楽しみに!!

〇参加した感想:

龍谷大学3回生のものです。本日は先生方のお話についていくのに精いっぱいでした。今私の頭の中とメモに本日の内容の半分を満たしていれば充分かという状況です。初めて感じるわけではありませんが、「やはり教員という職は難しい!」と思うばかりです。あと数か月すれば教育実習ですが、不安や課題が膨大で、そのことに気づくたびに少し唖然とします。本日は未熟ながら先生方とともに自分なりにも、いろいろ考えさせていただきました。一番気になったのは「評価」についてです。生徒にとって感想文であったり、発言というものは、先生へのアピール(先生私はこんなことを感じたよというような)ではないかと思います。それをどのように評価するのか。また、座談会でも出ましたが、道徳の時間のものしか評価されないのか。生徒としての意見ばかりですが、まだ学生だから感じたものだと思います。このような場に参加させていただきありがとうございました。

とても貴重な時間でshuusei-3した。座談会もとてもよかったです。また頑張って勉強していこうと思いました。

本日はありがとうございました。特に最初の模擬授業がとても勉強になりました。自分自身がそのようなストックをたくさん持っていつでも引き出せるような状態になっていきたいと思います。

わかりやすい発問と問い返しとコメントは参考になりました。板書もわかりやすかったです。

座談会みなさんが発言されたいた教科化への心配に思うことについて、私も同様に思うことばかりです。この会が中核となって道徳の指導が広まることを願うとともに、私もその中の一助になりたく、さらに勉強していかなければならないとの思いを強く持ちました。今後ともよろしくお願いいたします。DSCN0299