○第4回道徳セミナー
日時:平成28年2月13日(土)
10:00~17:00
場所:兵庫県民会館
参加人数:154名
第4回道徳セミナーが兵庫県民会館で、154名の参加で行われました。今年度は、「生き方について考えを深める授業とは」というテーマを柱に、1日開催(ボリューム満載)の道徳セミナーとなりました。
午前中は、永吉(兵庫教育大学教職員大学院)が,四天王寺大学、龍谷大学生を対象に、資料「二通の手紙」の授業を行いました。「規則の意味」「思いやりの質」についてじっくり学生たちが考え、それを受け止める永吉先生。すごくゆったりとした世界が広がりました。
午後は、午前中の授業を受け、谷田(兵庫教育大学)をコーディネーターに、永吉(兵庫教育大学教職員大学院)・杉中(四天王寺大学)・佐々木(京都府久御山町立久御山中学校)・上垣(柏原市教育委員会)をパネラーとして、テーマに沿ったシンポジウムが行われました。「生き方の考えを深める授業」について,会場を交えじっくりと語りあいました。
最後は横山先生による講演「授業力アップのため、今求められること」というお題でお話しがあり、会場に来ていた154名の参加者はその話に聞き入りました。本当に明日からの授業づくりに役立つ話の宝庫で、月曜日からの授業に早速生かしていこうと思いました。
会館の外は春の嵐のまっただ中。でも、会場は心豊かな場となり、1日があっという間に過ぎ、とても満腹な至福の1日となり大満足でした。
次年度、第5回道徳セミナーも期待しながら、大雨の中家路につきました。
※セミナー参加者の感想より:
道徳についての考えがまた深まりました。こういうセミナーを定期的に受けることが自分の力となると思います。本校の先生方にも,この資料なら道徳は出来るというものを見つけてもらい,苦手意識をなくしてもらえたらと思います。道徳が教科になるまで,現場では「どうなるんだ」という不安だけが先行しそうです。
来てよかった。本当にそう思う1日でした。今悩んでいることへの考える方向性をいただけました。振り返ってもう一度考えてみたいと思います。ありがとうございました。
たいへん勉強になることばかりでした。少し分かって来たように思っていた道徳は、まだまだ奥深いもので「、これからもより深いところまで知っていけるように勉強を続けたい!!」と強く感じました。
今回この会に参加できて本当によかったと思います。午前中に行われた模擬授業とその研究会では、疑問に思ったことをいろいろな先生方がたくさん解説していただけて勉強になりました。また、午後から行われたシンポジウムでは、「資料を読み込むこと」「対話」「話し合い」等についてのことを中心に登壇された先生方が持っている意見、考えを聞いて、これまでの私が持っていた意見、考えがどんどんアップデートされていったように思います。最後の横山先生の講演では,悩んでいたことが少し解決したように思います。このような場でまた勉強したいと思います。
日頃から道徳について深く考えていく時間を持っていませんでした。本日このセミナーで「模擬授業」「シンポジウム」「講演」を通して,自分の中ですごく考えることが出来ました。自分の中で道徳観が深まったと実感しました。道徳とは考えても考えても終わることはない。けれども考えているということが「道徳の真理」に近づいていくことなのかなとも思いました。すごくいい時間をありがとうございました