◆第7回道徳セミナー
日時:平成31年2月17日(日)
10:00~17:00
場所:数:174名
毎年恒例の道徳セミナーが、174名の参加で2月17日(日)に行われました。
午前は、資料「キミばあちゃんと椿」を使い3人の授業者が各々違った問い方で,主題「生命の尊さ」に迫りました。
どの授業も迫力がありぐんぐんと主題へ向かっていきました。それを支えてくれたのが四天王寺大学の大学生です。生徒役として頑張り大いに道徳セミナーを盛り上げてくれました。
午後は、午前の授業を受けての授業検討会と評価についての発表が2本あり、最後には文部科学省教科調査官の澤田先生のお話もあって、盛りだくさんの道徳セミナーとなりました。参加者からも「とても有意義な会だった」・「参加してよかった」・「次年度も期待しています」など、たくさんの喜びの声をいただきうれしく思いました。
そんな声を受け、また来年今年度と違った企画で第8回道徳セミナーを開催したいと思いました。どうもありがとうございました。
●参加した感想:
本日は大変勉強になりました。同じ教材でも授業者によって全く違ってくることが分かりました。すべての授業が素晴らしく授業の進め方や発問の仕方、子どもへの問い返し等、たくさん学ばせていただきました。道徳の授業を考えると同時に、自分自身の生き方についても深く考えることができると思いました。
初めて参加しました。模擬授業では、同じ教材でも、切り口が違うだけで、まるで別の教材のような気がしました。特に、松本 先生の授業が印象的でした。先生も生徒も一緒に授業を作り上げてると思いました。実際に3つのパターンの授業を受けたからこそ、それぞれに気付きが生まれました。
実践発表会では、子どもを第一に、はげます評価。ただ、現場ではすぐに「どう評価を書くか」になり、研修もそう求められます。このような会に足を運んでもらうにはどうしたらいいか・・・
評価をしていくにあたって、まず、学校全体で取り組まなければならないという根本的な見直しをする機会になりました。教科化になったといえど、まだまだ軽視する先生が多いのが本校の現状です。評価もいくつかのパターンというところもあります。今日の実践発表を参考にさせていただければ、授業をしながら、評価ができるなと思いました。教科化、評価という言葉だけをとると壁を感じますが、子どもを中心に置くことで、楽しみながら授業や評価に取り組める気がしました。本日は有意義な時間となりました。ありがとうございました。
三人三様の切り口で模擬授業大変興味深かった。それぞれの授業に“なるほど”と思う部分があり、取り入れてみたいと感じた。
実践発表は、小学校の実践が緻密でていねい、中学校の実践がアクティブで情熱的でどちらも参考になった。
澤田先生の講話からは、道徳科の考え方の本質を学ばせていただいた。大変有意義な一日であったと思う。ありがとうございました。
澤田調査官の話しにあった、ミットは大きくというのはとても難しいと感じた。主題にせまる、内容項目にせまる、「せまる」という言葉には焦点化するというイメージがあり、自分もそのように感じているが、内容項目から自己を見つめ、自己の生き方を考える。その広さを感じ、自分のせまさを考えさせられた。
自己を学び、知り、自己の生き方を考える。まずは、自分自身から始めようと思います。
澤田先生の話しも味わい深く心に響く内容でありました。9年間、大変な仕事ありがとうございました。柴原先生、藤永先生のお話も勉強になりました。